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注目のFA動向、今後はどうなる? −前編−

2010年03月11日(木) 15:44

 現地5日にフリーエージェント(FA)市場が解禁されてから、すでに活発な選手移動が行われている。NFL.comのスティーブ・ワイチ氏は、これまでのFA移籍による影響、また今後起こり得ることを検証している。

・シカゴ・ベアーズ

 ベアーズは、ディフェンスエンド(DE)ジュリアス・ペパーズ、ランニングバック(RB)チェスター・テイラーを獲得。当初からペパーズは、前所属のカロライナ・パンサーズ離脱を望んであり、この移籍が正しかったこと証明しようと高いモチベーションを持っている。また、テイラーはマット・フォルテとのRBコンビで攻撃に新しい選択肢をもたらす。

・カロライナ・パンサーズ

 元々、パンサーズにとってDEペパーズの移籍は予想されたこと。彼の代役をドラフト上位で指名するのか、首脳陣はまだ決めていない様子だ。ただ、ベテランQBジェイク・デロームを解雇したのは驚きだった。昨季の開幕先発QBデロームに対し、チームは1250万ドル(約11億3000万円)を保証しているだけに、デロームを控えQBとして残留させなかったのは予想外だ。過去の歴史から見て、パンサーズはマット・ムーアと新エースQBの座を争う司令塔を獲得はしないだろう。

・アトランタ・ファルコンズ

 ファルコンズは、FAでコーナーバック(CB)デュンタ・ロビンソンを6年総額5700万ドル(約51億3000万円)、2250万ドル(約20億500万円)で獲得。かつてチームは、2004年ドラフトの全体8位でロビンソンの指名を考えていたが、代わりに同じCBディアンジェロ・ホールを指名。だが、ホールは首脳陣との対立から早々にチームを去り、現在はワシントン・レッドスキンズでプレイしている。ロビンソンは、2007年にひざを痛めた後、かつてのスピードを完全に取り戻していないが、それでもファルコンズのCB陣ではナンバー1だ。

・ミネソタ・バイキングス

 2番手RBテイラーが、FAで同地区ベアーズに移籍したことはチームが想像するよりも大きなダメージとなるだろう。テイラーはチームのムードメーカーであり、昨季バイキングスの第3ダウンにおける成功に大きく寄与していた。バイキングスは、若手のアルバート・ヤング、イアン・ジョンソンら控え陣にチャンスを与えるかもしれない。だが、チームはドラフト1巡でのRB指名を検討しているもよう。カリフォルニア大のジャヒド・ベストは、チーム戦術に合っている。

・ジャクソンビル・ジャガーズ

 FA市場の解禁からすぐにDEアーロン・カンプマンを獲得したのは、昨季、カンプマンがアキレス腱を痛めて長期離脱していただけに驚きだった。昨季のカンプマンは、グリーンベイ・パッカーズが4−3隊形から3−4隊形に守備のシステムを変更したことに伴い、DEからLBにコンバートされたがうまくいかなかった。4−3隊形のDEとしてなら活躍できるだろう。ただ、ケガから回復し、いつ本来の調子を取り戻せるのかはシーズン終盤にならないと分からないだろう。

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