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移籍市場解禁から1週間、現時点での勝ち組は?

2010年03月10日(水) 14:30

 フリーエージェント(FA)市場が現地3月5日に解禁となってから1週間も経っていないが、すでに少なくないFA選手の去就が決定。NFL.comのビック・カルーチ氏は現段階における市場の勝ち組と負け組を紹介しており、ここでは勝者の5チームを取り上げる。

1:ニューヨーク・ジェッツ

 ジェッツにとって、サンディエゴ・チャージャースからコーナーバック(CB)アントニオ・クロマティを獲得できたのは理想的なトレードだった。クロマティのINT数は2007年の10から大きく減少しているが、それはチャージャースのパスラッシュの低迷と関連しており、逆にジェッツはブリッツを積極的に仕掛けるなどパスラッシュに定評がある。また、ジェッツにはリーグ屈指のCBダレル・レビスがおり、彼と先発コンビを組むことで再びクロマティはINTを増やせるだろう。また、チーム戦術との相性が悪かったセイフティ(S)ケリー・ローズを放出するなど、財政面のゆとりを作れたのも大きい。

2:ボルティモア・レイブンズ

 レイブンズは、トレードでアリゾナ・カーディナルスからワイドレシーバー(WR)アンクワン・ボールディンを獲得。チームに欠けていた試合の流れを変える快足WRではないかもしれないが、安定した活躍をする一流選手であり、若手クォーターバック(QB)ジョー・フラッコの成長に寄与してくれるだろう。ドラフトでもWRの指名を目指しているが、ボールディンの獲得により上位で指名する必要はなくなった。

3:マイアミ・ドルフィンズ

 FAのラインバッカー(LB)カルロス・ダンズビーを獲得したのは、ドルフィンズにとって大きな補強。5年総額4,300万ドル(約38億7,000万円)、2,200万ドル(約19億8,000万円)の保証は高額だが、マイク・ノーラン新守備コーディネーターの3−4隊形で核となれる選手だ。また、ベテランQBチャド・ペニントンと再契約したのは、若手QBチャド・へニーの教育役としても賢い選択だった。

4:デトロイト・ライオンズ

 FA市場の解禁後、ライオンズが即座にディフェンスエンド(DE)カイル・バンデンボッシュ(前テネシー・タイタンズ)、WRネイト・バールソン(前シアトル・シーホークス)を獲得と、積極的な補強に成功したのは驚きだった。ライオンズのジム・シュワルツHCは2008年までタイタンズの守備コーディネーターであり、バンデンボッシュとは旧知の仲だ。バールソンもシーホークス時代にはウェストコーストオフェンスで結果を残しており、ライオンズの攻撃システムと相性が良い。

5:ジャクソンビル・ジャガーズ

 DEの補強が最優先課題だったジャガーズは、アーロン・カンプマン(前グリーンベイ・パッカーズ)を獲得した。昨季のカンプマンは、アキレス腱を痛めてシーズンの半分を欠場。4−3隊形のDEから3−4隊形へのLBへのコンバートに苦戦したが、ケガから回復すれば4−3隊形のDEとして大きなインパクトを残せるだろう。また、スペシャルチーム要員としてプロボウルに選出されたカシーム・オズグッド(前サンディエゴ・チャージャース)と契約。彼にはWRとしての貢献も求められている。

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