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オンサイドキック成功のPモーステッド、「蹴る前はおびえていた」

2010年02月09日(火) 10:44

試合の流れを変えるオンサイドキックを蹴ったPモーステッド(背番号6)。 ボールの行方を見守る。AP Images/Charlie Riedel

試合の流れを変えるオンサイドキックを蹴ったPモーステッド(背番号6)。 ボールの行方を見守る。AP Images/Charlie Riedel

 第44回スーパーボウルにおいて、勝者ニューオリンズ・セインツへと試合の流れを変えたプレイにあげられるのが後半最初のオンサイドキック成功だ。このビッグプレイの立役者はキックオフ役を務めた新人パンター(P)トーマス・モーステッド。ハーフタイム中、後半開始まで残り20分の時点でオンサイドキックの実施を告げられた後、彼はずっとロッカールームで静かに座っていた。

 モーステッドにとってオンサイドキックは、これまで一度も実戦で行ったことがなく、練習したのも合計でわずか1週間半のみというもの。それだけに当時の気持ちについて「失敗の心配はなかった。それよりもおびえていたんだ」と、緊張していたことを明かした。また、後半開始の時点でセインツは6対10とわずか4点を追う展開であり、セインツの選択には大きな驚きが上がった。しかし、モーステッドは「コーチから言われたときは、理にかなっていると思った」と疑問には感じていなかった模様だ。

 そしてモーステッドは、「俺の蹴ったボールは、誰かに当たってセイフティ(S)クリス・ライスがカバーした。その後、ボールは彼の脚の間にこぼれたが、ライスはみんなが殺到する前に再びボールを保持していた。だから俺は集団の中に入って、他の選手を引き離そうとしたけど、逆に誰かに引き離された。そうしたらレフェリーがコルツのリカバーを意味する『ブルーボール、ブルーボール』と言っているのが聞こえたから、再び他の選手をボールのある所から押し出そうとしたんだ」と振り返っている。

 また、彼は自身のキックが勝因になったかと聞かれると「それは違う。これはあくまで1つの小さな勝利だ。そして、それらが積み重ねることで大きな勝利をあげることができた」と語った。

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