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エリートと雑草、対照的な道を歩んで同じ舞台へ立ったQBたち

2010年02月02日(火) 14:13

プロボウルの間に談笑するQBマニング(左)とブリーズ。2人はスーパーボウルで対決する。 AP Images/Paul Spinelli

プロボウルの間に談笑するQBマニング(左)とブリーズ。2人はスーパーボウルで対決する。 AP Images/Paul Spinelli

 今季のスーパーボウルで激突するインディアナポリス・コルツのペイトン・マニング、ニューオリンズ・セインツのドリュー・ブリーズと両チームのクォーターバック(QB)は、ともにリーグ屈指の司令塔と評されるスター選手。しかし、ここまでの道のりは正反対だったとNFL.comのスティーブ・ワイチ氏は語っている。

 マニングはセインツで活躍したアーチー・マニングを父に持ち、高校時代からその才能を高く評価されていたサラブレッド。名門テネシー大学でも見事なプレイを披露し、ドラフト全体1位指名でコルツに入団すると1年目から先発QBを務め、4度のリーグMVPを含めた数々の栄光を獲得するなど、エリート街道を歩んできている。

 一方のブリーズはといえば、元セインツのQBで現在評論家として活躍しているボビー・ヒバート氏が語るように、テキサス州出身ながらサイズ不足を嫌われ、同州の大学はどこも彼を欲しがらず。インディアナ州のパデュー大学に進学せざるを得なかった。その後、チャージャースでプロ入りしたブリーズは、2年目から先発に昇格。ある程度の結果を残したが、2006年終了後にはフィリップ・リバースにエースQBの座を奪われる形でチームを去り、セインツに移籍した苦労人だ。

 しかし、ブリーズはセインツ加入1年目の2007年から今季まで4年連続でパス4,300ヤード以上を記録。そしてブリーズ加入後の4年間のうち3年間でセインツはリーグ1位の獲得ヤードをマークと、大きな飛躍を果たした。ここ4年間での計122TDパスは、マニングと全く同じ数字だ。

 このように近年の個人成績だけを見れば、ブリーズとマニングに大きな差はない。だがワイチ氏は、ヒバート氏の「ペイトンは常にみんなが求めるタイプの選手。彼はすでに全てを達成している。一方ドリューは、スーパーボウルを勝たなければならない。全ての数字を残しているにもかかわらず、常に才能を疑問視されてきたが、チャンピオンとなることでもうそんな声はなくなる」というコメントを紹介。ブリーズがマニングと肩を並べる存在になるには、スーパーボウル制覇という実績が不可欠と考えている。

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