
前年の覇者はスティーラーズ!
第43回スーパーボウルは対照的な両チームの対戦となった。リーグ最強の守備を誇りプレイオフでもその実力どおり勝ち上がってきたスティーラーズ。片やプレイオフ初戦敗退は堅いと見られていたカーディナルスは、強豪チームを次々と撃破しNFCを制覇。スティーラーズを破りシンデレラ・ストーリーの完成なるかと注目が集まった。
しかし、カーディナルスも第4Qに入り怒涛の追い上げを見せる。第4QにTDとセイフティで9点を取り4点差まで迫ると、試合時間残り3分をきったところでWRラリー・フィッツジェラルドが64ヤードTDレシーブを決め逆転に成功。カーディナルスの勢いはすさまじく、このまま逃げ切ってチーム史上初のスーパーボウル制覇をするのでは、と多くの人が思ったに違いない。
ここで奮起したのは過去2回のスーパーボウル制覇を経験しているスティーラーズのエースQBベン・ロスリスバーガーだった。自陣20ヤード付近から始まった攻撃で次々とパスをヒットし敵陣6ヤードまで進むと、試合時間残り42秒からエンドゾーンにいたWRサントニオ・ホームズへパス。ホームズがサイドライン際で両足をぎりぎり残すスーパーキャッチを見せ、試合をひっくり返すTDを奪った。まるでドラマを見ているかのような逆転勝ちを収めたスティーラーズは、リーグ最多となる通算6度目のスーパーボウル制覇を成し遂げた。


















